OOUT的青単信心の解説・その2

その2。

青単信心は波使い連打のクリーチャー主体のコンボと、タッサと槍の置物コンボという、対処方法が違う2種類のコンボで攻めてくるので、非常に対処しにくいデッキです。
しかもタッサか槍、どちらか一方が場に出ても、デッキ全体のシナジーでコンボが簡単に揃っちゃいます。クソゲー。

では、各カードの解説。

・『雲ヒレの猛禽』
プレイアブルなフライヤーが数えるぐらいしかいない現環境では、フライング持ちのクリーチャーは重要。タッサの二叉槍とのシナジー有り。
青単信心にとって、対処出来ないと厳しい夜幄の死霊をブロック可能な2/3サイズに進化しやすいので、夜幄対策にもなる。
夜幄が入っているデッキにはサイド後抜かない。

・『審判官の使い魔』
ただの1/1フライヤー。
エスパー相手に序盤出すと、ショックランドをアンタッップインさせれて、2点火力にもなる。
ウィニー相手に、急速混成の的になる事が多々。サイド後の急速混成との枚数には注意。序盤にアド損しつつ3/3プレゼントしてると負けるよ？

・『潮縛りの魔道士』
信心稼ぎ兼、赤と緑相手に序盤耐える用クリーチャー。
赤と緑以外にサイド後から抜かれるカード、ナンバーワン。
同型対決でも抜きたい。理由はフライヤー止めれない。後出しフロストバーン止めれない。変わり谷と相討ち。序盤は反論構えて動きたい、等々。

・『凍結燃焼の奇魔』
信心稼ぎ兼、序盤のブロッカー。
同型対決での扱いが難しい子。潮縛りで寝かされるけど、単体では潮縛りより強い。

・『前兆語り』
1枚だけ入れてるカード。コンボパーツを探したり、土地事故を回避したりとデッキの潤滑油。
槍を3枚採用しているので、引きすぎ防止に入れてる。

・『海の神、タッサ』
コンボパーツ。槍が揃い、クリーチャー化すると、強制アタックで相手のタフネス5以下のクリーチャーはゴミになる。
重ね引きしても疑似警戒として使える。
早い赤単系にはサイド後に1枚抜きたい。

・『夜幄の死霊』
対夜幄の死霊カード。
エスパー相手には対処方が限られていて、対処されないとアドバンテージを稼ぎつつ、占術ランドを弱くできる。
相手次第で数枚、サイド後に抜ける。たとえば、序盤に青青青が出ずに1ターン遅れるのが致命的な相手とか。

・『波使い』
信心稼いで連打するだけで勝てちゃうクソゲーカード。
4マナ以上のカードをサイドインするときに1、2抜ける。具体的にはエスパー。
黒単信心には抜けない。デーモンが辛いから。

・『急速混成』
相手に打ったり、自分に打ったりが半々。
インスタントが少ないと相手が無警戒になるのでそこそこ必要。どうしても除去したいクリーチャーが多いデッキには3枚欲しい。

・『サイクロンの裂け目』
超過出来ないと弱いが、超過するとオーバキル的になる。場に干渉出来るカードは必要。

・『タッサの二叉槍』
個人的には思考ジェイスよりも優先するカード。強制アタックが想像以上に強い。
メインでは、ジェイスよりも安定して信心を稼げる。

・『思考を築く者、ジェイス』
安定して+1-2-2or-2+1-2が出来るかどうかによってサイド後の枚数が変わる。
相手のデッキの変わり谷の有無、置物破壊等によって槍とのバランスを考えよう。

・『土地』
素直に4マナまで伸ばしたいので25枚。ニクソスと変わり谷の枚数はメタゲーム次第。デッキ的には島21、谷4、ニクソス2を25枚に圧縮したらこうなった。
赤単相手の後手の時、サイド後に24枚にすることがある。


もう眠いので、その3に続く。
P.S.適当に書いたところは微修正するかも。